ちつまわりってどんな場所?
ちつまわりはいわゆる女性器周辺を指します。
女性にとってはどんな場所といえるでしょう。
一言で表現をするのであれば『一番大切な場所』女性の一生に関わり、生まれてから死ぬまでお世話になる場所ではないでしょうか。
第一に毎日の排泄。
私たちは食事をしてカラダに栄養を取り入れます。
そして、不要になったカスの部分は尿や便として排泄されます。
私たちのカラダは休む事なくこの代謝を繰り返し行って生きています。
この排泄に使う器官をそれぞれ尿道口、肛門といいます。
次に女性特有の経血やおりものを排出するちつ。
セックスにもちつは重要な役割があります。
セックスは人間だけが許された生殖という目的以外にお互いの愛を確かめ合う行為。
男性器を柔軟に受け止められるよう柔らかいしっとりとした、ちつまわりが理想です。
柔らかいちつまわりだとより、快感が得られやすくお互いが満足のいくものとなります。
女性の生殖機能を担う機関
女性は、命を育てて産み出す働きを持っています。
女性のカラダは素晴らしいと思いませんか?
子宮という宇宙の中で新しい命をを育み、やがて月が満ちれば、その命を産み出す力があるのです。
子宮で育てられた赤ちゃんは、ちつを通ってこの世界に産まれてきます。
出産は、簡単ではありません。陣痛という、ものすごい痛みを乗り越えてやっと産み出すのです。
子宮口は10cmにも開き、産道は伸ばされ、ちつまわりも赤ちゃんを産み出しやすくする為に会陰を切開します。
産後もしばらくの間は激痛が続き、日常生活を送るのも、座るのも辛いほどのダメージをちつまわりに受けてしまうのです。
ちつまわりのダメージは健康や生活の質を左右してしまうほど重要な問題なのです。
外性器のヒミツ
ヨニまわりののそとから見て取れる外性器についてご説明したいと思います。
外性器は外陰部とも呼ばれ、クリトリス包皮、クリトリス、大陰唇、小陰唇、会陰、尿道口などにより構成されています。
クリトリス包皮は尿道口の少し上で女性の性感帯と言われています。
クリトリスは潤っていて人の中指から小指の先くらいの大きさです。
大陰唇、小陰唇は膣口や尿道口を包んで守っています。ふっくらとしてハリのあるのが大陰唇。しっとりと潤ってるのが小陰唇です。
尿道口は膣口の少し上にあり尿が排出されます。縦型の閉じ目があります。
膣口は外性器のおおよそ真ん中にあり赤ちゃんの娩出、おりもの、経血の排出。性交で男性器の受け入れをします。
会陰は膣と肛門の間にあり、出産時の会陰切開とはここを縦方向、もしくは斜め方向に切開します。
いずれもしっとりと柔らかく、ハリのある外性器が理想的です。
内性器のヒミツ
では、内性器はどのようなつくりがあるでしょうか。
内性器とは外から見えない性器でちつ、子宮、卵管、卵巣からなります。
卵巣は卵子をつくるほか脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンの影響を受けて女性ホルモンを分泌します。
卵管は受精卵を子宮まで運ぶ働き。
子宮は受精卵を着床させて胎児を育てるところ。筋肉でできていて通常時は鶏の卵ほどの大きさの子宮は臨月には約20倍もの大きさに変化します。
ちつも筋肉でできています。子宮から繋がっていて経血やおりものを排出するほか、セックスの時には男性器を受け入れたり、出産では産道になるところです。
普段は直径2〜3cmくらいですが出産時には直径10cmの赤ちゃんが通り抜けられるほど良く伸びます。ちつの中の壁にひだがよっているためです。そして、ちつの中はねばねばの粘液で覆われていて雑菌の侵入を防ぐ役割もあります。
粘液力は免疫力
フランスをはじめとするヨーロッパでは『粘液=免疫力』と位置づけられています。
粘液力が少なくなると免疫力も落ちているサインと認識して粘液を自分の健康状態を確認するバロメーターとしています。
粘液とはカラダの中に侵入しようとする最近やウイルスなどをブロックしたり、また入ってきた異物を絡めて包み込み体外に排出させる働きがあります。
涙や唾液、鼻水も粘液なのです。
そしてちつの中を包み込んでいる膣液も粘液です。
ちつの粘液が乾いてしまうと菌の感染や炎症が起こりやすくなります。またちつの中が乾くことによって、性交痛も起こります。
更年期障害やうつ、そして不妊症にも粘液の分泌が関係していると医学的にも証明され始めています。
また、粘液力の低下は女性にとっては悲しいことに老化を促進してしまうのです。
ヨニケアを通じて真のアンチエイジングを
粘液力の低下が老化を促進してしまうとお話をしました。
では、真のアンチエイジングとは、どうしたら良いのでしょう。
アンチエイジングのために栄養補助のビタミンや酵素が補えるサプリメントを補給したり、またキヌアやチアシードなど、美容と健康に有効とされるスーパーフードを摂ったりしている方も多いことと思います。日々の努力はとても大切ですし効果も期待できます。
でも、真のアンチエイジングはそれだけではなく、ヨニケアも取り入れて欲しいのです。
ヨニケアをすることは、どんな高級な化粧品で肌のお手入れをするより、何倍も確実にアンチエイジングの効果が得られるいうのです。
老化のスピードを緩め、いつまでも若々しく、みずみずしい女性でいるためにはカラダの内側に目を向けること。ちつまわりの粘膜を乾燥させずに粘液力を高めることが最善と言えるのです。
そして、愛する人とのスキンシップやセックスもアンチエイジングに繋がります。
そのために粘液力を高めるヨニケアが特に重要となるのです。