生理・PMS

【女性美塾】女性ホルモンの整え方

生理

ほとんどの女性は、女性ホルモンに大きく影響される毎日を送っています。
イライラ、不安感、吹き出物、便秘、冷え、むくみ、胸の張りなど、女性ホルモンの影響は心にも体にも数知れないでしょう。

生理が終われば症状は落ち着くのですが、数週間も経つ頃には次の生理に向けて症状が再発。「もういやだ!」と頭を抱える女性も多いのではないでしょうか。

穏やかな心や健康な体をキープするために「ヨニケア」が推奨されていますが、セルフマッサージや呼吸法でも効果が期待できます。この記事では、女性ホルモンを整えるための方法を5つ紹介します。ご自身にあったものを見つけて、ぜひ毎日習慣づけてください。

女性ホルモンのバランスを知る

女性ホルモンには2種類があり、「エストロゲン」と「プロゲステロン」のバランスによって心身への影響が変化します。

私たちの体は、「生理終了」⇒「排卵」⇒「次の生理開始」……のサイクルが繰り返されています。
「生理終了」⇒「排卵」までの期間に多く分泌されるのは、エストロゲン。
一方、「排卵」⇒「次の生理開始」までの期間に多く分泌されるのは、プロゲステロンです。

エストロゲンが多い期間は、心身のバランスが安定します。しかしプロゲステロンが多くなると、心身は不安定に。イライラしたり不安感が強くなったり、吹き出物、便秘など体の不調も覚えるでしょう。

つまり1年を通して快適に過ごすためには、女性ホルモンの分泌を安定させる必要があります。
次項から、女性ホルモンを整えるための方法を紹介していきます。

目のマッサージ

スマートフォン、パソコン、テレビ……。
私たちの目は、常に疲労状態といっても過言ではないでしょう。

「目は女性ホルモンに直接関係しないのでは」と感じるかもしれませんが、目は脳や自律神経と密接につながっています。つまり、目が疲れるとホルモンバランスが乱れていくのです。

仕事の休憩時間や入浴中などに、目をいたわってあげてください。
目のマッサージ方法は、以下の通りです。

① こめかみを円状にやさしくマッサージ
② 眉の上を3か所指圧。(眉頭、眉の中央、眉尻)

人差し指⇒中指⇒薬指……と指を変えながら同じように押してください。

その他、手のひらを目の上に置いてじんわりと温めたり、緑の多い景色を眺めたりするだけでも効果が期待できます。

耳のマッサージ

耳をマッサージすると、特に頭部の凝りが和らぎます。脳もリラックスするので、整ったホルモンバランスで全身の不調が緩和できるでしょう。

耳には、手足と同じくらいに多くのツボがあります。それにもかかわらず、日常生活であまり触ることのない部分です。耳鳴りやめまいに悩んでいる方も、耳マッサージをすれば改善が期待できるでしょう。

耳のマッサージ方法は、以下の通りです。

① 両耳を軽くつまんで、上に5秒間引っ張ります。(その後、下・横方向も同様に)
② 両耳を軽く横に引っ張り、そのまま後ろ回転で5回まわしてください。(ゆっくりおこなうのがポイント)

耳マッサージは、インドではメジャーな方法です。脳に近い器官なので、全身の不調はもちろん、神経系にも良い影響が及ぶでしょう。

入浴法

人は、汗と一緒に体内の老廃物を排出します。
忙しいとシャワーだけで済ませたくなることもありますが、女性ホルモンのバランスを整えるためにはじっくり入浴することをおすすめします。

一日が終わったら、38~40℃のぬるま湯に浸かってください。時間に余裕があるなら、半身浴も効果的です。
お湯にじっくり浸かると、体の内側からあたたまります。冷え性は改善され、寝つきも良くなり、疲労回復やデトックス効果まで。

さらに効果を高めるなら、朝のシャワーもおすすめです。熱めのシャワーを首筋に当てれば、交感神経が活性化。脳も体もシャキッと活動できるでしょう。

瞑想法

ストレスは、PMSなどの症状を悪化させます。
上手にストレス発散できなければ、瞑想で取り除きましょう。

できれば、朝晩2回おこなうのが理想です。習慣化して、体も心もストレスフリーな生活を送ってください。

朝の瞑想法

太陽と向き合うように座禅の姿勢をとります。太陽のエネルギーを吸収するイメージで、ゆっくり呼吸してください。(このとき、何も考えてはいけません)

夜の瞑想法

ベッドに入ったら、ヨガの「屍(しかばね)」のポーズで、仰向けに寝そべってください。今日1日の嬉しかったこと・楽しかったことなどポジティブな出来事を思い出しながら、呼吸に意識を向けます。(そのまま眠りに入って構いません)

瞑想は、上記の2パターンに限らず、いつでもどのような方法でもできます。
たとえば休憩時間には、目を閉じて何も考えずリラックス。ぼんやり歩くだけでも心のデトックスになります。あるいはキャンドルの炎を無心で見つめるのも良いでしょう。
瞑想法で大事なのは、“何も考えない”こと。頭をクリアにして、じっくり自分自身と向き合ってください。

呼吸法

呼吸法にはいくつかの種類があります。
たとえば基本の「正の呼吸」、やる気を向上させるための「太陽の呼吸」、ダイエットを意識した「火の呼吸」、リラックスしたいときの「月の呼吸」などが代表的です。

意識した呼吸には、自律神経を整える効果があります。目的に応じて、呼吸法を使い分けてください。

正の呼吸

椅子に座ってリラックス。背筋は伸ばしますが、肩の力は抜いてください。なお、手は股の上で重ねましょう。
鼻から4秒かけて息を吸い、そのまま4秒呼吸を止めます。その後8秒かけてゆっくり息を吐きだしてください。

太陽の呼吸

あぐらをかいて、“考える人”のようなポーズをします。
まず、左の鼻の穴をふさぎます。右側の鼻で息を吸ったら、そのまま1拍キープ。その後おさえている指を外して、左の穴から息を吐いてください。交互に片側の鼻の穴をふさぎながら、10回繰り返します。

火の呼吸

椅子に座った状態で、ゆっくり鼻から息を吸い込みます。吸い込んだ息は、「フッフッフッ」と10回に分けて吐きだしてください。このとき、お腹のへこみを意識すると効果的です。

月の呼吸

やり方は太陽の呼吸と同じです。就寝前、ベッドに寝そべりながらおこなうとリラックス効果を実感できるでしょう。

まとめ

女性ホルモンのバランスを整える方法はさまざまです。
マッサージや呼吸法と合わせて、ヨニケアもおこなえば効果はさらに期待できるでしょう。

ご自身に合った方法を見つけて、不調知らずの快適な毎日をお過ごしください。

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