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あなたは大丈夫?性欲の低下は『カラダの問題サイン』

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性欲は、人間の三大欲求のひとつです。
そのため、女性でもセックスを求めるのは自然なこと。しかし人によっては「セックスしたい気持ちにはならない」「年齢とともに性欲がなくなった」などということもあるでしょう。

性欲がない、もしくは低下しているのなら、それはカラダからのSOSサイン。
「自分」と対話しながら、セックスを活用して健康な体を手に入れてください。

あなたは最近セックスしてますか?

本来、人間は年齢に関わらず生涯にわたり性欲をキープする生き物です。
それは本能的なものであり、セックスの大切さはDNAにまで刻まれているといっても過言ではないでしょう。

私たちは、この世に生を受けた瞬間から「子孫を残す」という大事なミッションを見据えます。
子孫を残すためには、セックスが不可欠です。今存在している私たちは、ご先祖様たちの性欲がつないだ命といえるでしょう。

つまり、本能のひとつである性欲が減退しているということは、体のどこかが異常をきたしているサイン。それは体の不調かもしれませんし、あるいはメンタルのバランスが崩れているのかもしれません。

パートナーがいるにもかかわらず、セックスをしていない・する気になれないのであれば、カラダのサインに目を向けてあげてください。

性欲が生じないのは「サイン」

もしあなたが産後間もない女性なら、性欲が生じないのも無理はありません。
産後のホルモンバランスは、普段とは異なります。そのため、「パートナーに体を触られることさえ嫌」と感じるケースは決して少なくないのです。

しかし産後ではなく健康にも問題がない女性なら、要注意。体や心の不調は、性欲の低下と密接に関係しています。もしかしたら、ご自身でも気づいていない不調が隠れているのかもしれません。

あるいは、ちつが乾燥しすぎている可能性も考えられます。気持ちの良いセックスをするためには、ちつが潤っていることが前提です。ちつの内側が乾いている状態だと、セックスの際に痛みを感じてしまいます。快感どころか苦痛の時間を過ごした経験が一度でもあると、セックスしたいどころか、むしろ抵抗を感じるようになるでしょう。

ちつの乾燥は、ちつ自体の萎縮にもつながります。ちつの皮膚が乾燥すると、硬く縮こまり、症状によっては閉じてしまうこともあるのでご注意ください。人によっては悪臭、痛み、かゆみなどを伴うこともあり、さらにセックスとは程遠い状態に……。

セックスなどで快感を得れば改善が期待できるものの、ちつの機能が低下した状態ではそもそもセックスする気など起こらないでしょう。しかし、セックスから遠ざかることでちつの機能はさらに低下。おりものが排出されにくくなったり、生理の血も体内に留まりやすくなったりします。年齢がすすんだ女性は、排尿にも支障が出ておむつを着用するケースも少なくありません。

つまり性欲が低下すると、ちつが乾燥したり萎縮したりとさまざまな不調が現れるようになります。「セックスに興味がなくなった」「かつて痛い経験をしたからセックスに恐怖心がある」など、性欲の低下を感じているならどうぞご注意ください。

セックスで分泌される「幸福ホルモン」のメリット

セックスは本来、パートナーと心も体もひとつになれる“幸福な時間”です。
充実したセックスをすると「β-エンドルフィン」「オキシトシン」というホルモンが分泌されるのですが、これらのホルモンは女性にとって大事な役割があります。
それは、「幸せをもたらしてくれる」ということ。

実は「β-エンドルフィン」「オキシトシン」は、別名「幸福ホルモン」「愛情ホルモン」などと呼ばれ、心身の健康に密接に関係しています。

たとえば、ストレス緩和効果。カリカリ・ピリピリした気持ちがおさまり、何事にもおおらかに構えられるでしょう。それどころか、癒しを感じるほどの幸福感に包まれることも期待できます。

思考もポジティブになり、学習意欲も向上。記憶力も高まるので、効率良く仕事をすすめられるでしょう。

メンタルの安定は、表情や人格に大きく影響します。
充実したセックスで頻繁に「幸福ホルモン」を分泌させていれば、肌はつやつや、顔は生き生き。いくつになっても、元気ではつらつとした毎日を送れるでしょう。

カラダのために、セクシャルセルフケアを

セックスは、健康はもちろん人間性にまで影響します。
しかし、セックスはふたりでおこなうもの。「セックスはしてみたいけれど相手がいない」「主人が応じてくれそうにない」など頭を抱える方も多いでしょう。

セックスの代わりに、マスターベーションをする方法もあります。
自分の手なら、じっくり性感帯を探しやすいでしょう。あるいはアダルトグッズの利用もおすすめです。購入も使用もハードルが高いように感じますが、フランスではデパートで普通に売られているほど“当たり前”のこと。フランスの女性たちは、パートナーがいてもいなくても、日常的にセクシャルセルフケアをしているのです。

もしセックスする機会があるなら、ちつに潤いを与えるためにローションの準備をしておきましょう。ちつが潤えば、快感を得やすくなります。なお、体のためにオーガニックなどやさしいタイプのものがおすすめです。

まとめ

セックスのこともマスターベーションのことも、体にとって必要な行為にもかかわらず、学校の性教育ではなかなか教えてもらえません。

日本では「性」に関することは秘匿傾向がありますが、健康を保つためにはセクシャルセルフケアが不可欠です。

性欲の低下は、カラダからのSOSサイン。幸福ホルモンを分泌できるような習慣を身に付けて、いつまでも健康で生き生きと過ごしてください。

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